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「スミス都へ行く」 [映画]

Smithmiyakoeyuku.jpg
〔1939年/アメリカ〕


上院議員の一人が突然死し、
その空席を埋める為、
引っ張り出されたスミス氏(ジェームズ・スチュワート)。


田舎で少年たちの指導をしているスミス氏は、
真面目で朴訥。
実は、彼を引っ張り出したペイン議員(クロード・レインズ)、
そしてその黒幕の実業家テイラー(エドワード・アーノルド)、その他の面々は、
自分たちが自由に動かせる、政治に無知な人間を探しており、
そこでスミス氏に白羽の矢が当たったというわけなのだ。


スミス氏はワシントンに赴き、議員生活をスタートさせる。
スミス氏は長年の夢であった、
ウィレット川の上流に少年たちのキャンプ施設を作る事を提案するが、
なんとそこは、
ペイン議員たちがダム建設を予定している土地であり、
その建設をめぐり、多額の金が動くはずでもあった。


慌てたペイン議員は、
スミス氏にありもしない罪をかぶせ、議員辞職を勧告、
スミス氏は、腐敗しきった議会に失望、
ワシントンを去ろうとする。


しかし、美しい秘書、サンダース(ジーン・アーサー)に励まされ、
ダム工事についての不正を摘発すべく、
もう一度、議会に乗り込み演説を始めるのだった。





72年も前の映画だけれど、
政治の裏側は全く変わっていない事を実感。
しかし映画はいいよね。
いつでも勧善懲悪。
正義が勝つようになっている。


現実だったらこうはいかん事は
誰もが知っている。


ジェームズ・スチュアートがまだ若い。
31歳の時の映画だ。
“政治の道に足を踏み入れた若造”という役には、
ピッタリの年齢だ。


評価 ★★★☆☆

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yonta*

私やっぱりこの映画好きです。
というか、キャプラに甘いです。
反面、嫌いだという人の気持ちもわかりますが・・
でも最後、世の中捨てたもんじゃないなあと
必ずほっとできるので、疲れてても安心して観られますし(笑)

なにげにクロード・レインズも好きです。このひと、悪い役でも
なぜか、かわいそうな感じに見えてしまうんですよね。
by yonta* (2011-04-26 21:32) 

青山実花

yonta*さん

フランク・キャプラ監督がお好きなのですね。
私はまだ4本しか観た事がないので、
絶対とは言えないのですが、
殆どの作品はラストに救いがあるのでしょうね。
もっともっと勉強したいです。


by 青山実花 (2011-04-27 14:56) 

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