SSブログ

「トゥルー・グリット」 [映画]

truegrit.jpg
〔2010年/アメリカ〕


14歳のヘイリー・スタインフェルドは、
父親を殺した男、ジョシュ・ブローリンを追っていた。
自分の手でブローリンを捕らえなければ納得がいかないくらい、
彼女の心は怒りに燃えていたのだ。


スタインフェルドは、持っていた金で、
連邦保安官、ジェフ・ブリッジスを雇う。
ブリッジスこそが、この映画の題名でもある、
「トゥルー・グリット(真の勇気)」と呼ばれる男なのだ。


そしてそんな二人に、
別の罪でブローリンを追う、マット・デイモンが加わるのである。


ブリッジスは、一度はスタインフェルドを足手まといに思い、
デイモンと二人だけで、ブローリンを追う事を決めるが、
スタインフェルドのあまりの執念(しつこいとも言う)に負け、
三人の旅が始まる。





犯人逮捕より、そこまでの過程を楽しむ映画。
ブローリンに会うまでに、
スタインフェルドたちは、実に様々な出来事に遭遇するのである。
ブローリンに出会う場面や、その後のやり取りが、
あっけなく感じられるくらいに。


ラストは、
大人になったスタインフェルドが、
思いを語るという演出になっているのだが、
それはとても私好みの展開だ。


ただ、アカデミー賞をはじめ、数々の賞にノミネートされるほど
凄いかといえば、そこまでとは思わなかった。
西部劇に対する温度差があるのかもしれないな。


評価 ★★★☆☆

nice!(6)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 6

コメント 4

のむら

僕も観たとき「ああこの程度?」と思いました〜。
オスカーにノミネートはされても受賞しなかった、という事実に納得です。
良いか悪いかで言えば、すごく良い映画だと思うんですが、プラスアルファの何かが足りないような気がしてなりません・・。
by のむら (2011-04-09 13:53) 

k_iga

西部劇はやはり男性が観て「燃える」のでしょう。
父親の敵討ちというのは、ヒット・ガールみたいですね。
キック・アスよりは頼りになりそうなサイドキック(相棒)が2人も
いますが。

by k_iga (2011-04-09 15:55) 

青山実花

のむらさん


そうなんですよね。
何が足りないんでしょう。
心にズーンとくるものが無かった。
ヘイリー・スタインフェルドはこれから出てくるのでしょうか。
次回作に期待です。


by 青山実花 (2011-04-09 20:39) 

青山実花

k_igaさn


そっか、
父親の仇といえば、ヒットガールですね。
西部劇らしい勧善懲悪は良かったです。
オリジナルの「勇気ある追跡」も、
年内には絶対観たいです。

by 青山実花 (2011-04-09 20:43) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0