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「エクセス・バゲッジ シュガーな気持ち」 [映画]

excessbaggage.jpg
〔1997年/アメリカ〕 


アリシア・シルヴァーストーンは大富豪の令嬢。
金に不自由はしていないが、
愛には飢えている19歳。


彼女は、父親の愛情を確かめるべく、
狂言誘拐を企てる。
父親に身代金を用意させ、
自分で自分の足を縛り、猿ぐつわをし、手錠をかけ、
駐車場に止めた自分の車のトランクに入った。
ここまでは完璧だった。


しかしそこに、チンケな車泥棒、ベニチオ・デル・トロがやって来て、
シルヴァーストーンの高級車に目を付け、盗んでしまう。
デル・トロのアジトである倉庫で対面した二人は、
互いに驚き、反目し合うが、
シルヴァーストーンの煙草の火の不始末から、
倉庫が火事になり、
警察が彼女の車を発見、
デル・トロは誘拐犯として追われる身になってしまう・・・。





ベニチオ・デル・トロが主演でなかったら、
たぶん一生観る事はなかったであろう。
しっかしやっぱりデル・トロはいい!!
物凄くいい表情をするし、
さらに、この映画ではまだ若くて、可愛い。


デル・トロに関して、
私の友人たちの反応は大体同じである。
まず、映画にあまり詳しくない友人たちに彼の写真を見せると、
物凄く貶されるのだよ。
「やだ~、こんな人」という反応なのである。
しかし、映画好きの、スクリーンでの彼の姿をよく観ている友人たちは揃って、
「大好き~♪」と甘い声。


ハンサムではないけれど、
めっちゃ味のある男、それがデル・トロ。
分かる人にしか分からない、いい男なんである。


にしても、相手役のアリシア・シルヴァーストーンのキャラには
無理がないか?
あんなギャルが、父親の愛を確かめる為に狂言誘拐なんてするかな。
親なんかどうでもいいって年齢でしょ、ましてあのルックスじゃ。


シルヴァーストーンの叔父さん役を、
クリストファー・ウォーケンが演じていた。
知らなかったから、得した気分。
デル・トロとウォーケンだけでもった100分。


評価 ★★★☆☆

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