「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」 [映画]
〔2006年/アメリカ〕
マイケル・ダグラスは、レーガン大統領暗殺を阻止した過去を持つ、
シークレットサービスの一員。
アメリカのシークレットサービスは、
141年の歴史の中で、一度も背信者を出した事がなく、
ダグラス自身も自分の仕事に誇りを持ってきた。
ところが、ダグラスの同僚が自宅で射殺され、
同じくシークレットサービスの一員である
キーファー・サザーランドが調査に当たった結果、
自分たちの仲間の中に内通者がいて、
さらには大統領暗殺計画まであるとの疑惑が出てくる。
様々な調査の結果、
内通者の条件を満たす者はダグラスしかいないとの結論が出てしまい、
サザーランドはダグラスの逮捕を決る。
昨日まで有能なシークレットサービスの一員だったダグラスが
逃亡者となり、
さらには逃亡しながら、
本当の裏切り者を探すのであった。
しかしまぁ、マイケル・ダグラスが内通者でない事は、
観ていればすぐに分かるのであるが、
それよりなにより、
彼は別の面で、とんでもない事をしでかしてくれちゃっているんである。
「そっちかよ!」と言いたくなるような事を。
それがいかにも彼がしそうな事なので笑えるんだな。
ダグラスは自分を笑おうとしているのか?
だとしたら、凄い男だな。
ますます好きだよ。
シークレットサービスの仕事ぶりはとても興味深く観たが、
全体的に緊迫感が薄く
今一つだった。
評価 ★★☆☆☆
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