◆まほろ駅前多田便利軒◆ [本]
東京都まほろ市。
架空の街だが、
話の内容からすると、町田市か、その周辺が舞台であろうか。
そこで便利屋を営む、多田啓介。
彼は偶然から、
高校時代の同級生、行天春彦を「拾う」。
行天は、そのまま多田の家に棲みつき、
便利屋を手伝う事になる。
一般の家の草むしりや納屋の片付けは勿論の事、
娼婦からヤクザから小学生まで、
便利屋の仕事に絡んできて、
何かと忙しい。
しかも二人には、
それぞれ、何か過去があるらしく、
それが次第に明らかになってくる。
決して真っ当とは言えない二人の暮らしぶりだが、
彼らの元家族の話がとても面白く、
便利屋の仕事より、そちらの方に心惹かれた。
瑛太と松田龍平で映画化される事を
読み始めてから知った。
劇場に行くかどうかは分からぬが、
いずれ観る事にはなるだろう。
第135回直木賞受賞作。
三浦 しをん、好きな作家です。
by k_iga (2011-02-04 21:44)
k_igaさん
私は三浦さんの本を読んだのは初めてなんです。
これからもっと読んでみようと思っています。
by 青山実花 (2011-02-06 19:58)
はじめまして。
私もこの本、少し前に読みました。
映像が浮かんで、とても読みやすかったのを憶えています。
映画化されるんですね、ちょっと楽しみです。
by yonta* (2011-02-13 17:11)
yonta*さん
niceとコメント、ありがとうございます。
映像を観ないと何とも言えないのですが、
瑛太と松田龍平のカップリングは、
悪くないのでは、と考えています。
楽しみですね♪
by 青山実花 (2011-02-13 21:11)