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「グリーン・ホーネット」 [映画]

greenhornet.JPG
〔2011年/アメリカ〕


新聞社の社長を父に持つセス・ローゲンは、
父の理想に反して、
父の金を使って、遊び放題の放蕩息子である。
しかし父が急死してしまい、新聞社を継ぐ事となる。


父の運転手だったジェイ・チョウは、
かなりの機械マニアで、
コーヒーマシンから車まで、
あらゆる装置を作ってしまう天才。


二人は自分たちを「グリーン・ホーネット」と名付け、
組んで街の悪を一掃しようと思い付く。
しかし今までのようなヒーローでは
敵に近づくの事は難しいと考えた二人は、
毒を持って毒を制すとばかりに、
自分たちを悪の代表のように、
自社の新聞の記事に載せる。
おかげで彼らの名前は世間に知られるようになるが・・・。





TVシリーズの映画化という事だが、
それは観た事がないので、
「グリーン・ホーネット」とは何ぞや?という気持ちで臨んだ。
全体的には、中々愉快なトーンだし、
クライマックスのアクションシーンは、
スピード感もあり、見入ってしまった。


ただ、「グリーン・ホーネット」結成までの説明的な部分が長く、
その辺りが今一つだし、
具体的に「グリーン・ホーネット」の二人が、
どんな風に凄いのかが、なんだかよく分からず残念。
ハッキリ分かったのは、
二人共、顔がモタモタしているという事くらい(笑)。


TVシリーズでは、
ジェイ・チョウの役をブルース・リーが演じていたそうで、
この映画では、それを誰が演じるのかも注目の一つだったらしい。
ジェイ・チョウは台湾人だが、
役名の「カトー」は、明らかに日本人という設定であるからして、
日本人に演じてほしかったなぁ思う。


いや、ジェイ・チョウは悪くなかったけどね。
ローゲンより頭が切れるし、
アクションもローゲンよりずっとカッコいいし。
ルックスが地味なのが、玉に瑕だけど。


これ、続編は作るのか?
作るんだろうなぁ。
今度は、観客は「グリーン・ホーネット」を知っているという前提で
話が展開する筈だから、
アクション一辺倒で頑張ってほしいと願うよ。


評価 ★★★☆☆
 
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のむら

カトー役、日本人に演じてもらいたかったですよね〜。せっかく日本名の役なんだし。
しかし英語をしゃべれる若手の現役・日本人男優が思いつきません・・。
引退した水嶋ヒロくらいです。
みんな英語がしゃべれればねぇ。残念です。
by のむら (2011-01-31 23:20) 

青山実花

英語が話せる日本人タレントで
私が頭に思い浮かべたのは、
全米デビューで必死こいてる赤西仁です。
ロスの日本語チャンネルで、
スカした様子で流暢に英語を話していました。
まぁ、カトー役は無理でしょうけど。

アメリカ人からしたら、
東洋人なら誰でも良かったんでしょうね。
悲しいけど。
by 青山実花 (2011-02-01 13:20) 

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