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「アンストッパブル」 [映画]

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〔2010年/アメリカ〕


ペンシルベニア州のある操車場、
有り得ないようなミスが発端となり、
貨物列車が走り出す。
列車は加速し、
唸りをあげ、まるで猛り狂う獣のように走り続ける。


鉄道会社は、なんとかしてそれを止めようと、
様々な作戦を立て、実行するが、
全て失敗。
走り続ける列車には、
危険な化学物質が積まれており、
農場を通り抜け、
市街地で事故を起こせば、
多数の死傷者が出るのは必至。
鉄道会社は焦る。


そんな暴走列車に、果敢に挑む二人の男がいた。
デンゼル・ワシントンとクリス・パイン。
今日出会ったばかりで、
年齢も、立場も、キャリアも全く違う二人。
ワシントンは、仕事の上ではパインの大先輩だが、
既にリストラ通告を受けている身。
片やパインは、身内の殆どが鉄道会社勤務でコネ入社という、
ワシントンからしたら、面白くない男なのだ。


しかし、この非常事態に、
互いの立場云々を問題にしている場合ではなく、
二人は協力し合いながら、
暴走列車を止めるべく、決死の覚悟で挑んでゆく。





緊迫感たっぷりだ。
それから、ワシントンとパインの二人が、
時間の合間に、
家庭の悩みを打ち明け合い、
互いに親近感を覚える様子も良かった。


それにしてもイライラさせられたのは、
事故の発端となった男。
あの時、あんないい加減な仕事っぷりじゃなかったら、
あそこまでの騒ぎを招く事はなかった。
やる気がなく、ダラダラしているのは勝手だが、
要所要所だけはきちんと押さえてくれよ。


小学校の生徒たちが、
社会科見学として、列車に乗り込むが、
それが生かされていなかったのが残念。


それから、デンゼル・ワシントン、年取った?
以前のような精悍な感じがなかった。
いや、それが悪いというわけではない。
生きているんだから、当たり前。
それならそれで、
逆にこれからは、今までなかった役を演じられるという事だし。


評価 ★★★☆☆

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のむら

僕もあの「事件の原因の男」にはイラッとしました〜!
責任感が足りませんよね〜、全く〜。
しかし、わりと出番が多かったですね。ラストのエピローグにも顔を出して・・。
演じた男優にしてみれば、おトクな役だったと思います。
by のむら (2011-01-16 16:27) 

青山実花

のむらさん

美味しい思いをしたおデブな俳優。
公式サイトにも名前は載っていませんでしたね。

公式サイトといえば、
ゲームがあったのでしてみましたが、
まるで下手くそな私です。
あの俳優の事言えないかも~。
by 青山実花 (2011-01-16 18:20) 

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