「三匹荒野を行く」 [映画]
〔1963年/アメリカ〕
ハンター家は、お父さん、お母さん、
息子のピーター、娘のエリザベスの仲良し四人家族。
彼らの家には、
若くて元気なラブラドール犬のルーア、
年老いたブルテリア犬のボジャー、
シャム猫のテーオが飼われている。
ある日、お父さんの半年間のイギリスへの赴任が決まり、
家族で引っ越す事となった。
そしてその間、三匹はお父さんの親友である、
ロングリッジさんが預かってくれる事も決まった。
三匹はロングリッジさんの家で、
よく面倒をみてもらっていたが、
やはり恋しいのはハンター家。
そこで、ロングリッジさんの家から300キロも離れた、
ハンター家に帰ろうと決める。
そこから三匹の冒険旅行が始まる。
途中、クマやヤマネコやヤマアラシに襲われたり、
テーオが川に流されたり、
雪の積もった山を越えたりと、
様々な難局を乗り越えて、三匹は進む。
これは実話だというが、本当にそうだとしたら、
ちょっと驚きである。
犬は理解できるとして、
猫が犬と一緒に旅するなんて、あまり聞いた事がない。
でも、三匹が実に可愛いんだな。
年老いたボジャーを、
ルーアとテーオが本当に労わっているように見えるし、
猫らしく寄り道ばかりするテーオのしなやかな体は、
画面を柔らかく見せる効果がある。
子供向けディズニー映画だが、
大人でも十分楽しめる。
ただ、この映画の撮影で、
動物が一匹でも、死んだり怪我したりしませんでしたように、と、
思わずにはいられない。
評価 ★★★★☆
チョイスが渋いですね。
これは観たことがありました。
by k_iga (2011-01-13 04:06)
k_igaさん
手当たり次第って感じです(笑)。
この映画、
動物たちが可愛いですよね。
リメイクされた、「奇跡の旅」も観てみたいです。
by 青山実花 (2011-01-13 08:45)