「キャット・バルー」

〔1965年/アメリカ〕


教師の資格を取ったというジェーン・フォンダは、
故郷へ帰る列車の中で、
保安官に護送される犯人と出会う。


そこへ犯人を助けに来た男が現れ、
犯人が保安官を振り切って逃げる際、
偶然ではあるが、
フォンダは、逃亡の手助けをする形になってしまう。


故郷に着いたフォンダは、
父親が、窮地に追い込まれている事を知る。


牧場を営んでいた父は、
町の有力者に逆らった為、目を付けられてしまったのだ。
そしてついに、有力者に雇われた殺し屋に殺されてしまう。


怒りに燃えたフォンダは、
列車から逃亡した犯人、
逃亡を手助けした男、
昔鳴らしたガンマン、
先住民、の4人を味方に付け、
復讐を誓うのであった。





こんな風に書くと、シリアスな物語のようだが、
実はとても軽い西部劇コメディ。
教師になったというフォンダが、
お利口そうに見えないのもご愛嬌。


村の人々がフォークダンスを踊る様子が、
実に軽快で楽しそう。
たぶん日本には、
そんな風に男女が入り混じって、
皆で踊るという習慣はないよね。
国民性の違いなんだろうけど。


評価　★★★☆☆