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「未来を写した子どもたち」 [映画]

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〔2004年/アメリカ〕


インドの売春街に住む幼い子どもたち。
彼らが近い将来、客を取らされるのは自明の理である。


そんな彼らの未来を憂う女流写真家、ザナ・ブリスキは、
彼らにカメラを与え、
写真を撮らせる事で、
生き甲斐と希望を与えようと試みる・・・。





難しい問題だな。
映画に出てくるような数人の子にカメラを与えて、
写真を撮らせるのは良いとしても、
もうすでに、その子の脇には、
新しい命が生まれているのが画面の片隅に映っている。


つまり数人の子どもを「救った」としても、
キリがないという事だ。
貧しい国があって、
体を売る仕事があって、
それを買う人間がいる。


悲しい事だけど、
たぶん、どんなに頑張る人がいても、
その図式は、人間がいる限り永久に変わらないと思う。


評価 ★★★☆☆

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