「百万長者と結婚する方法」 [映画]
〔1953年/アメリカ〕
映画を観る時は、
なるべく予備知識なしで臨む事にしているのだが、
この作品を観るまで、
主役はてっきりマリリン・モンローだと思い込んでいた。
もちろんモンローも三人娘の一人として、
素晴らしい活躍をしているが。
ローレン・バコール、マリリン・モンロー、ベティ・グレイブルの三人は、
「男は金だ!」とばかりに、
金持ち男を摑まえるべく、婚活に励む。
三人がきちんとキャラ立っているので、
それぞれの恋愛模様が楽しめる。
美人でハスキー声のバコールは大人っぽい魅力で、
グレイブルは明るいワガママ娘、
そして、なんと言っても可愛いモンロー!
今回、ド近眼という設定のモンローは、
メガネが無いと何も見えず、
本も逆さまに読む始末。
モンロー=お馬鹿さん、という図式はいつもの事だが、
役に徹している彼女は本当に素敵。
結局、大切な物は金より愛だという結論に落ち着くのは、
コメディだから当然だが、
ラスト、ある理由で三人娘が椅子から転がり落ちるのが可笑しい。
評価 ★★★☆☆
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