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「ドラゴン怒りの鉄拳」 [映画]

dragonikari.jpg
〔1972年/香港〕


カンフー道場の師匠を亡くしたブルース・リー。
落ち込み、食事もできない彼の所に、
日本の道場から、中国人を馬鹿にしたようなメッセージが届く。
怒ったリーは、戦いを挑みに行く。
さらには、師匠の死の真相も明らかになってゆく。





漫画みたいなお話だが、
ブルース・リーの動きで見せてしまう。
映画を観た男の子が、彼の真似をしたという話をよく聞くが、
それも頷けるくらい、
動きが俊敏で、なおかつ何だかコミカルだ。


それに、ブルース・リーって、
アクションだけに目がいってしまいがちだけど、
実は、とっても可愛い、愛嬌のある顔している。
人気があったのも分かる。


さらにこの映画では、恋人役のノラ・ミヤオとのキスシーンがあったり、
メガネをかけた電話局員や、
白髪の新聞売りや、
人力車の運転手といった、
バレバレの変装姿が見られるなど、
サービスカットも多い。


ただ悲しいのは、お話が日本対中国という図式だという事。
日本の道場で訓練している武道も、
柔道なんだか、空手なんだか、
よく分からない、変な代物だった。
釘を素手で板に打ち付けたりとか(笑)。


評価 ★★★☆☆

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コメント 2

k_iga

70年代に高倉健の任侠映画を観て映画館を出ると、みんな表情が
健サン風になったそうですが、ブルース・リーの映画を観た我々も
「アチョォォォ」って口をしていましたっけ。
by k_iga (2010-12-23 04:06) 

青山実花

k_igaさんも、ブルース・リーになりきったお一人でしたか(笑)。
高倉健さんの映画を観た後は、
男性がみんな肩をいからせて歩いていたそうですものね。
私もダンス映画を観ると、
踊れもしないのに、踊りたくなってしまうので、
同じように影響されやすい人間かもしれません(笑)。
by 青山実花 (2010-12-23 08:20) 

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