「君のいた永遠(とき)」 [映画]
〔1999年/香港〕
女性映画監督シルヴィア・チャンは、
普通の恋愛映画を撮りたいと考え、
脚本家と構想を練ってゆくうちに、
自身の過去の恋愛を自然に辿り始める。
チャンの思い出の恋愛場面を演じるのは、
金城武とジジ・リョン。
金城は浪人生で、リョンは女子高生。
二人は知り合ってすぐに恋に落ちるが、
交際を反対するリョンの母親の妨害にあったり、
リョンの友人のカレン・モクが発した一言から誤解が生じ、
喧嘩別れしてしまう事になる。
数年後、偶然再会した二人は、
「焼けぼっくいに火が付いた」の言葉通り、
学生時代とは違う、大人の恋が始まるが・・・。
トレンディドラマのような作りだし、
時間が行ったり来たりするので、理解するまでが面倒だが、
入ってしまえば、それなりに楽しめるし、
ラストは切ない。
なによりこれは、金城武のファンならかなり楽しめるのではないか。
浪人時代のもっさいニキビ面から、
数年後、東京でツアーガイドをしているスーツ姿まで拝めるし、
少しだけど、日本語を話す場面もあるし、
ベッドの場面も数回。
ファンじゃなくても、ちょっとドキドキ(笑)。
評価 ★★★☆☆
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