「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」 [映画]
〔2002年/アメリカ〕
劇作家のサンドラ・ブロックは昔から母親と折り合いが悪く、
今回もまた、彼女がタイム誌に書いた回想録が元で大喧嘩。
母親には3人の幼馴染みがいて、
彼女たちは自分たちグループを「ヤァヤァ・シスターズ」と呼び、
今でも親しく交流を続けている。
ブロックと母親の確執を見かねた3人が、
ブロックを無理矢理彼女の故郷に連れてきて、
若かりし母親の姿や、その頃の苦悩を、
写真と共にブロックに伝えるんだな。
ブロックは悩みながらも、
母との思い出が、悪い事ばかりではなかったと、
幼かった頃を振り返り、
母親を理解するようになる・・・。
四人の女が一人も欠けずに、
子供の頃からの変わらぬ友情を育てるって、
有りそうで中々ない事だよね。
彼女たちは、互いに言いたい放題、
遠慮がなくて、そこがいいんだろうけど、
現実に友達にあそこまで言ったら、絶縁されそう。
それから、現実問題として、確執のある親子は中々分かり合えないものだけどな。
血の繋がりは、時に素晴らしいけれど、
一歩間違えれば、赤の他人より厳しいものがあるでしょう。
根が深いし、肉親なだけに、諦める事が難しいからね。
母親の若い頃を演じるアシュレイ・ジャッドが本当に綺麗。
もう少し人気が出ても良さそうだけど。
評価 ★★★☆☆
コメント 0