「フォーエバー・フレンズ」 [映画]
〔1988年/アメリカ〕
ベット・ミドラーとバーバラ・ハーシーの出会いは11歳。
海岸で迷子になったハーシーにミドラーが声を掛けたのがきっかけ。
ハーシーはサンフランシスコの金持ちの令嬢で、
ミドラーはブロンクス育ちの、歌手志望の少女。
生まれも育ちも全く違う二人だけれど、
何故か気が合い、
その後、文通で友情を深め合う。
数年後、
ミドラーは売れない歌手に、ハーシーは弁護士になり、
そして念願の再会をする二人。
二人はルームメイトになったり、同じ時期に結婚したり離婚したりと、
それぞれの人生を歩んでゆくが・・・。
女の友情物としては平凡で、
大きな感慨はない。
ただ、11歳の二人の出会いの場面が可愛い。
子供の頃って、
あんな風に素直に、知り合った誰かと簡単に友達になれたんだよな、と、
羨ましいような気持ちで観ていた。
大人になった二人の喧嘩の場面は、身につまされる。
確かに女って、
友達の生き方に嫉妬したり、認められなかったりすると、
それだけでイライラしてしまう時があるんだよね。
でも喧嘩をして、一時的に音信不通になった二人が、
またヨリを戻してホッとする。
現実には、なかなか難しいんだろうけど。
評価 ★★★☆☆
コメント 0