「マザーウォーター」 [映画]
〔2010年/日本〕
舞台は京都。
メニューはウイスキーだけのカウンターバーを経営する小林聡美。
コーヒー店を経営する小泉今日子。
豆腐屋を経営する市川実日子。
どれも、水が大切な商売。
この3人に加えて、
木工所に勤める加瀬亮。
銭湯を経営する光石研。
その手伝いをしている永山絢斗。
そして、日がな一日、散歩したり、
光石の子供の面倒をみているもたいまさこ。
とにかく、時間がゆったり流れている。
誰も京都弁を話していない事から、
全員、東京近郊から流れてきたのだろうと察せられる。
察せられるだけで、なぜ京都に辿り着いたのか、とか、
どんな過去があったのか、とか、
そういった話は一切出てこない。
私は普段から、「癒し」とか「癒し系」とかの意味があまりよく分からないし、
別に癒される為にこの映画を選んだわけじゃないけど、
それでも、ちょっとゆっくりした気持ちになれる。
小林も小泉も市川も、
こんなに客が少なくて、商売が成り立つのかとか、
もたいはどうやって生計を立てているのか、とか、
突っ込み出したらキリがないんだけど。
評価 ★★★☆☆
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