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「わかれ路」 [映画]

わかれ路.jpg
〔1994年/アメリカ〕


リチャード・ギアとシャロン・ストーンは、
誰もが羨む夫婦。
13歳の娘と3人、幸せな家庭生活を営んでいたが、
ギアの、ロリータ・ダビドビッチとの浮気が、
ストーンに知られる事となり離婚する。


離婚はしたものの、
二人で新婚時代に立ち上げた設計事務所で働く事に変わりはなく、
仕事上では、良きパートナーとして、
互いを尊重している。


ギアとダビドビッチの関係も良好だったが、
娘から、ストーンに新しい恋人の存在を知らされたギアは、
何故か苛立ち、
そのイライラをダビドビッチにぶつけてしまうのだった・・・。





リチャード・ギアが、これ以上ないくらい、
リチャード・ギアを演じちゃってる映画。
四角関係に一人で勝手に苦悩している様子が、
可笑しいやら、馬鹿馬鹿しいやら。
彼を好きな人にはたまらないだろうが、
嫌いな人(そういう人はこの映画を選ばないだろうが)は、
暴れ出しそうだ。
私はまぁ、どちらでもないけれど、
それでも体が痒くなりそうだった。


全体に漂う空気も、とても軽い。
ギアとストーンは、いくら離婚したとはいえ、
子どもまでなした夫婦なのだから、
それなりの歴史の重みがあろうはずなのに、
それがまるで出ていない。
知り合って日の浅いカップルみたいだ。
ただ、ストーンの美しさは際立っている。


これ、ストーンとダビドビッチの役を入れ替えたら、
どうなっていただろう。
ストーンはどう見ても、
妻キャラというより、愛人キャラだと思うのだが。


ラスト、ストーンは小さな決断をするのだが、
それは彼女の優しさから出た行為であり、
その部分にはちょっとグッときた。
映画ってやっぱりラストが重要。


評価 ★★★☆☆

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