「天国から来たチャンピオン」 [映画]
〔1978年/アメリカ〕
アメフトの選手、ウォーレン・ベイティの魂は、
天国の案内人の早とちりで、あの世に連れて行かれてしまう。
地上に戻ってみると、
彼の体は火葬された後。
残る手段は、死んだばかりの人間の体に入り込む事なのだが、
中々お手頃な遺体が見つからない。
やっと見つけたのは、
大富豪で、妻に殺された男の遺体。
その日から、彼の富豪の生活が始まるのだが、
アメフトがしたくて堪らない彼は、
なんとか元のクォーターバックの座に就こうと、
入団試験を受ける。
アメフトの選手に戻る事と、
出会った女、ジュリー・クリスティに夢中で、
自分が富豪になった事は全く意に介していなさそうな無欲なベイティ。
ある意味凄い。
私だったら、自分の置かれた、
そのラッキーな境遇をどう享受しようか、
そればかり考えてしまいそう(笑)。
でも、そんな彼だからこそ、
素敵なラストが待っている。
ウォーレン・ベイティが、善人を演じた
ハートウォーミングなファンタジーコメディ。
評価 ★★★☆☆
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